今日見た夢

普通に寝て1度夢を見た。その内容は忘れた。


4時ごろ一旦目が覚めてしまい、この時間じゃなと思いまた寝たところまた夢を見た。
この夢ははっきりと覚えている。

時間は高校3年の大学受験を皆終えた時期である。
この時期にクラス全員が教室に集まることは実際にはありえないことなのだが、なぜか担任の先生を含めて全員が揃って授業のようなことをしている。
すると突然3人の男がやって来て私を呼ぶ。
先頭の一人は普通の人であった。しかし、なぜか夢の中で私はその人を軍人っぽいと感じている。はっきりとした感覚ではない、漠然としたものである。それに所謂アニメキャラの子安が演じるような一見どう見ても怪しいだろこれみたいな感じもしない。
あとの二人は片方は白衣を着た明らかに研究者っぽい人と、終始無口で無愛想な人であった。

そして私は一人別室へ連れられていく。
そこで先の軍人っぽいと感じた人と話をし、あなたは特別であると言われた。
何がどう特別なのか、その特別を持っているとどうなるのかについては何も言われない。ただ彼らが私を特別であると断定した理由をノートパソコンに表示されるデータを使って説明していく。
私自身はそれに関して何も感じない。そもそも自分が特別何かができると感じたことは無いからだ。事実、その時点で私は他の人と何一つ変わらない学校生活、人生を送ってきていた。
そして彼の説明が終わると彼は慎重な面持ちでこう告げる、「このノートパソコンと携帯電話を渡しておきます。しばらくの間不審な人物と関わらないようにして下さい。もし何か不審な出来事があったら、携帯電話に私への連絡先を登録してあるので、そこにすぐ連絡するように」と。
そして意識が飛ぶ。お話的に場面が飛んだのか、はたまた本当に気を失ったのか分からない。だがしかし場面は変化した。気がつくと私は教室で一人ノートパソコンと携帯電話を前に立ち尽くしている。

どれだけ時間がたったかは分からない。パソコンでウェブを見た記憶も無い。携帯電話でクラスメイトに今の自分の状況を確認した記憶も無い。なぜそれをしないのかについて疑問も持たない。
そんな不思議な感じなのに嫌に手持ち無沙汰で暇に感じた。そこで校内を歩き回ってみることにした。

教室を出てすぐに分かったことなのだが、誰もいない。時間的には明るく夕暮れにはまだまだ早いように思える。時計は見ない。生徒もいないし教師もいない。
でも私は恐怖を感じず、ただひたすら校内を歩く。何かを確認しているようで何も見ていない、考えていない。そして見慣れない外国人と出会う。元居た教室に戻ったときだったような気もするし、そうでもないような気もする。兎に角出会ったのだ。

この外国人は日本語が非常に上手だ。外国人特有の変な訛りの無い流暢な日本語を喋る。
そして非常に親しげでこちらの警戒心を微塵も発揮させない。
何か挨拶のようなものを交わした気もするし、しなかった気もする。
そしていくつか話をした。内容は覚えていない。だが彼からの質問であったような気もする。
短い時間だった気もするし、それなりの時間だったかもしれないが、しばらくの後に私たちは何する訳でもなく分かれた。
私は彼を不快には感じなかった。あんなに日本語の上手な外国人も居るものなんだな。と感じただけだ。

そして気がついたときに最初に居た教室に戻ってくると(ということはやはり先の外国人とは別の教室か、若しくは廊下で話をしていたことになるのか)、クラスメイトたちが数名居た。
何かノートパソコンを見て騒いでいる様子だ。
私が居ることに気がつくとそのノートパソコンを私に見せ、「何かやばそうな警告が表示されているんだけど何これ!」と詰問してきた。確かに画面は赤く警告が表示されている。
それを見るとどうやら中に入っているデータに対してハッキングがされたようである。何を持って自分がそれを判断したのかは分からない。またそれが外部回線からなのか、直接触られたのかは分からない。
しかし画面にはどのデータにアクセスがあったかが表示されている。見てみるとそれはちょっと前に軍人っぽい人が説明に使った私のデータのようであった。
すぐにやばいと感じた。携帯電話を使って連絡を取らねばと。しかしなぜかすぐに携帯電話を手にとって連絡をすることはしない。理由は自分でも分からない。不審な人物や出来事には注意すること、何かあればすぐ連絡するように念を押されていたにも拘らず、意識が飛んだことや先の外国人と会話をしてしまったことに何かを感じていたからだろうか。
そうしているうちに続々とクラスメイトが集まってくる。なぜだ?ここは確かに自分の居た高校ではあるがこの教室が3年次に使っていた教室である確信が無い。
また服装も不思議だ。学生服を着ている者も居れば、普段着の者も居る。
話をしてみると私と同様に気がついたらその格好で色々な場所に居たらしい。
自分にも言えることであるが、なぜその状況でパニックにならずこの教室に向かって集まってくるのだ?今考えると不思議なことである。
そしてクラスメイト全員が集まると、これまたなぜか担任教師がやってくる。そして唐突に以下のことを告げるのだった。

「今お前たちは受験の終わった高校3年の時代には居ない。今はあの時の2年前だ」と。

突然のことに意味が分からない。理解できない。当然皆騒ぎ始める。
しかしどう見ても私達は外見上高校3年生のあの時の背格好、顔立ちである。
高校時代の2年であれば小中程ではないにしろ、かなり変化のある者もいる筈であるが周りのクラスメイトを見ても誰もあの高校3年の時点の見た目である。俄に信じがたい。
そしてある程度騒ぎが収まったこ頃にクラスメイトが口々に言い出すのだ「あんなに受験を頑張ったのにまたやり直しか」と。おかしい。今疑問に思い解決しなければならないことはそんなことではないはずだ。
クラスメイトの一人が自分に話しかけてくる。「あんたはいいよね。推薦だったし」私は「ああ、うん。そうだね」と答える。だが今はそんなことは問題ではない。それにこの話しかけてきたクラスメイトの女子は高校3年のあの時点において、殆どというか全くに近いほど話したことの無い人だった。

そしてまた突然に白衣の人物が教室にやってくる。最初にやってきた3人のうちの一人だったあの白衣の学者風の人だ。
教師に代わり教壇に立つ。

「さてあの人が来るまでクイズでもしましょうか」

分からないことだらけだ。私は携帯電話で軍人風の彼に連絡を取らなければならないと思ってはいたが、携帯電話を手に取っただけで実際に連絡はしてないはずだ。にも拘らず学者風の人はやってきた。それに何でクイズなんだ。そんなことより今時分たちに起こっている事について説明をしてほしい。
しかも気がつくと何時の間にか教室の後ろに3人のうちのもう一人、無口で無愛想な人も居るではないか。
どういうことだ理解できない。

皆に何が起きた?自分に何が起きた?そもそも周りのクラスメイトは本当にあのクラスメイトなのか?それになぜ気を失った後に時間が飛んでいるならまだしも、なぜ時間が逆行しているのだ?

そうして混乱しているうちに軍人風の彼がやってくる気配がする。

ここで目が醒めた。

ちくしょぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
続きが気になるだろ!
夢に整合性を求めるのは間違いだけどせめて締めてくれ!
下手にストーリー性があるだけに妙に気になる!
もう一回寝たって続きなんか見れるわけないし!

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